診療範囲
当クリニックからおおむね車で20分以内とさせていただきます。
詳しくはお問い合わせください。
自宅で対応可能な処置、管理
- 血液検査、尿検査
- 各種薬剤の点滴、注射
- 人工呼吸器の管理
- 高カロリー輸液の管理、中心静脈カテーテルの留置
- 経管栄養(胃瘻・胃管)の管理、胃瘻の交換
- 気管内吸引
- 浣腸・摘便
- 気管切開後の気管カニューレ管理
- 酸素療法の管理(在宅酸素法)
- 腹水穿刺、胸水穿刺
- 褥瘡(床ずれ)の処置、創傷処置
- 尿カテーテルの管理・処置、導尿
- 人工肛門の管理
- がん末期などの緩和ケア(痛みの治療)、在宅での看取り、ターミナルケア
- 脳卒中(脳梗塞・くも膜下出血・脳出血)、脳腫瘍等の継続的加療
- 認知症(アルツハイマー型・脳血管障害型)、パーキンソン病などの神経難病の加療
- 高血圧、糖尿病など慢性疾患に対する継続的加療
診療の流れについて
通院・入院中の方
主治医の先生や地域医療連携室、ケアマネージャーにご相談ください。
主治医の先生に紹介状を準備していただくようお願いいたします。
かかりつけ病院がない方、ケアマネージャーがいない方
クリニックにお問い合わせください。
ご自宅または当院で在宅診療についての説明をさせていただきます。
ご不明な点等ございましたら、遠慮なくお問い合わせください。
保険証の確認について
初回訪問時、保険証の更新時には確認をいたします。
また、変更があった際にはクリニックまでお知らせください。
オンライン資格確認について
当院では、マイナンバーカードによりオンライン資格確認を行う体制を導入しております。
これにより、患者さまの薬剤情報・特定健診情報、その他必要な情報を取得・活用し質の高い医療提供が可能となります。
また、訪問診療でもオンライン資格確認(居宅同意型)が可能です。
マイナンバーカードの作成、保険証機能登録のご協力お願いいたします。
費用について
各種健康保険が適用となり、入院、通院のときと同じ負担割合になります。また、当院では定期・緊急にかかわらず訪問にかかる交通費は一切いただいておりません。 訪問診療に必要な自己負担金の目安は以下の通りです。
対象 | 負担割合 | 1ヶ月概算 |
---|---|---|
後期高齢者(75歳以上) | 1割 | 約8,000円 |
3割 | 約24,000円 | |
後期高齢者(70歳-74歳) | 1割 | 約8,000円 |
2割 | 約12,000円 | |
3割 | 約24,000円 | |
一般(70歳未満) | 3割 | 約24,000円 |
- 緊急対応などで往診が行われた場合や、胃瘻、在宅酸素などがある場合、血液検査など。
- 検査を行った場合にはその費用が加算されます。
- 患者さまの疾患や状態によっては公費負担制度や高額療養費制度の適用を受けることもできます。
- 院外処方となるため、薬剤費は別途必要です(通院の場合と同じです)。
- 介護保険利用中の方は居宅療養管理指導料が必要となります。
- 交通費はいただいておりません。
- 予防接種、診断書などの文書作成料は自己負担となります。
- 料金については、1ヶ月分をまとめて翌月に請求書を送らせていただきます。支払方法は、自動振替、銀行振り込み、現金支払いの中からお選びください。
「個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療で医療費の自己負担の無い方も明細書を無料で発行いたします。
明細書には、使用した薬剤名称や実施した検査が記載されるものですので、その点をご理解いただき明細書の発行を希望されない方は事前に会計窓口へお知らせください。
尚、領収書の再発行はいたしかねますので、大切に保管してください。
実費負担について【2024.6現在】
当院では、下記 証明書・診断書・任意予防接種につきまして実費料金の負担をお願いしております。
証明書・診断書
- 死亡診断書/おむつ証明書/難病患者医師診断書/一般診断書 ¥1,100
- 医療器具購入意見書/医療的ケアに係る指示書 ¥2,200
- 生命保険会社用診断書/成年後見人診断書/年金関係診断書/特別障がい者手当認定診断書 ¥3,300
- 領収書等再発行料 ¥550
- 保険会社面談料 ¥5,500
任意予防接種
- インフルエンザ ¥3,300
- 肺炎球菌ワクチン ¥8,800
お薬について
院外処方とさせていただいていますので、薬剤の費用は薬局にお支払いいただきます。
お近くの保険調剤薬局で受け取られるほか、希望があれば保険調剤薬局からの配達も可能です(別途料金要)。
- お薬の処方または処方箋発行のみの受診は健康保険法で禁止されております。
必ず医師の診察を受けてください。 - 調剤薬局でのおくすり手帳を発行されている場合、また他の医療機関で処方されたお薬の内容を記載したお薬手帳を含む文章をお持ちの方は必ず毎回診療時に医師へご提示ください。
- 後発品(ジェネリック医薬品)の処方を希望される場合は、ご遠慮なく医師へご相談ください。
処方薬について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しております。
そのため 処方箋発行時には、後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行っております。
一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、必要な医薬品が患者さまへ提供しやすくなります。ご理解ご協力の程お願いいたします。
*一般名処方とは 医薬品の「商品名」ではなく「有効成分」を処方箋に記載することにより供給不足の医薬品があっても有効成分が同じ複数の医薬品から選択でき、患者さまへ迅速にお薬の提供ができます。
長期収載品の処方について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある医薬品であっても、医師が「医療上必要」と判断した場合 先発医薬品の処方を行うことがありますが、患者さまのご希望により先発医薬品の処方を行った場合、先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の薬価の差額の25%分を保険薬局より患者さまへ実費徴収されます。
尚、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の供給ができない状況での、先発医薬品の処方は対象外となります。
長期処方・リフィル処方箋について
症状が安定しいる患者さまに対して、医師の処方により医師及び薬剤師の適切な連携のもとで、一定期間内に、最大3回まで反復利用できる処方箋です。
留意点
- 医師が患者さまの病状等を踏まえて、個別に投与期間を判断します(最大3回まで)。
- 投薬量に限度が定められている医薬品及び貼付剤(一部を除く)は、リフィル処方ができません。
- 薬剤師から、体調や服薬状況の確認のため、同一の保険薬局で調剤を受けることを勧める説明をすることがあります。
- 薬剤師から、次回の調剤予定の確認・予定される時期に患者さまが来局しない場合は、電話等により状況を確認することがあります また、患者さまが他の薬局において調剤を受ける場合は、当該薬局に調剤の状況とともに必要な情報をあらかじめ提供することがあります。
- 患者さまの体調変化を考慮し、リフィル処方箋の有効期限内であっても、薬剤師は調剤を行わず患者さまに受診を勧め、処方医へ情報提供する場合があります。
医療DX(デジタル化)の推進について
マイナンバー保険証によるオンライン資格確認に加え、国の方針では、今後1~2年の内に電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスの活用が予定されています。
- <オンライン資格確認>
マイナンバーカードで受診していただくことにより、患者さまの健康・医療に関するデータに基づき、より適切な医療を提供することが可能になります。 - <電子カルテ情報共有サービス>
全国の医療機関と薬局をつなぎオンライン資格確認等のシステムネットワークを活用して電子カルテ情報などを医療機関と薬局とで共有・交換することが可能になります。 - <電子処方箋>
電子的に処方箋の運用を行うほかに、複数の医療機関薬局で直近に処方・調剤された情報を参照・活用し重複投薬などを確認することが可能になります。
当院でも環境が整い次第 順次対応する予定ですので利用者の皆様にはご理解の程何卒よろしくお願いいたします。
当院における適切な意思決定支援に関する指針
当院における適切な意思決定支援に関する指針のご案内です。